熱血高校吹奏楽部のよいところ3選

今日も元気な熱血高校吹奏楽部員。スマホの電波も入らない地下の音楽室で、朝から夜まで楽しく練習に没頭しています。

さて、この練習日記では、熱血高校吹奏楽部の大変なところがクローズアップされやすい傾向があります。そこで、今回は「熱血高校吹奏楽部のよいところ」に注目してご紹介しましょう。

 

ポジティブ思考が身につく

どんなこともネガティブに捉えると、解決策が見つからずに停滞します。そんな時はポジティブ思考が大事。ポジティブ思考には柔軟な逆転の発想を生み出す力があります。例えば、楽器の構造上、音の鳴りが遅くて困ったときは、「逆ディレイをすればよい by 顧問」(※ディレイ:音をわざと少し遅らせて、エコー効果を作り出す技術)と考えるとよいでしょう。

 

チームで協力する大切さを覚える

どんなにえげつない楽譜であっても、複数人で協力すると、あら不思議。それっぽく聞こえてきます。例えば、テンポ172の16連符が4小節間あるとして、1人ですべてこなすのは大変だけど、2人で1拍ずつ交代で吹けばミスが少なくなります。そして、自分でできない難易度の高いフレーズは、笑顔で頭を下げ、できる人にお願いします。チームワークって大切ですね。

 

体力がつく

1日にわたる長時間練習によって口輪筋、腹筋が鍛えられることはもちろん、楽器に譜面に…と重い荷物を背負って練習場所に移動することで足腰まで丈夫になります。時勢柄自宅に引きこもりがちだと、熱血高校吹奏楽部の活動が最大の運動。衰えた体力がよみがえります。

 

あれ、よいところを伝えるはずが、どうも匂い立つブラック部活動の香りを隠すことができないな…

 

以上、Bass Cl担当の80よりお届けしました。