続編は前作と似て非なるもの(きらめき高校練習日記Vol.9)

きらめき高校管弦楽部の「とえい」です。前回に引き続き、熱血高校吹奏楽部のステージをお手伝いさせていただきます。
思えば前回は出演時間が短いにも関わらず、熱血高校と同じ時期に練習を開始しましたが、今回はその時の余裕からか、夏の終わりからゆっくりスタートしました。
まだまだ時間があるそう思っていました。
ふと気がつくと11月も終わり。
1回やっていることをもう一度やろうとすると、どうしても過去を引きずってしまいます。
ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムを前作クリア後にやると、「ここでリーバルトルネードが使えたら」「こんなやつウルボザの怒りがあれば楽勝なのに」なんて思うことがありました。
でも、今回はもう英傑は助けてくれません。
新たな課題はまた新たな環境に順応して攻略して行くしかありません。
さて、そんなこんなで今日の練習での風景。
「あれ、このフレーズ吹いている人がだれもいない!」
「ユニゾンだったはずがなぜか途中で音が変わっている」
「これ人間としてできる譜面?」
まだ譜面が完成形になっていません。
そんなところを調整しながら練習しているもので、時間はいくらあっても足りません。
無情にもスタジオの照明は点滅し、残り10分を知らせてきました。
予定が合わず3週間ぶりとなった練習は消化不良で終了。
さらには楽器が壊れたりなんて部員も多発しています。
あと本番まで1ヶ月強。
前回みたいに合宿したり、何度もホールで練習したりは出来ないけれど、与えられた環境でなんとか攻略して行こう。
そう思いながらホッピーを求めて街へ消えていく部員たちであった。