この症状にかかったら要注意!熱吹症!

本日の練習日記担当は、Bass Clの80です。

今回の演奏会で、晴れて熱血高校の2年生となりました。そして、新入生の時と比べ「かなりこの部活動に染まってきてしまった」と思う症状が出てきた昨今です。今日は「この症状にかかったら要注意。熱吹症!」をお届けします。


症状(1) オーケストラ楽器のように吹けと言われると違和感がある

ファイナルファンタジーX練習中に、顧問から「そこはチェロ」「そこはオーボエ」と吹き方の指示が。「爆発音」とか「横スクロール風」とか、ゲームっぽさを追求する(無茶な)指示はあれど、クラシック楽器を引き合いに出されるのに少し動揺を隠せません。これに動揺するとは、一つの病気。この症状が行き着けば、「アンサンブル的には正しいけど、ゲーム的に正しくない」と言い始めます。

症状(2) 曲中に休みが無いことに驚かない

ゲームは息をしないので、楽譜は人としての息継ぎを想定しないものが出来上がりがちです。そして、同じBass Cl担当の顧問が驚異的なHPを所持しているため、そのスペックに合わせたBass Cl譜は、輪をかけて「息継ぎ?何ソレ?」状態に仕上がります。当初はそんな譜面に文句を言っていましたが、2年生にもなると、「四分休符分も休みがあるや、わーい☆」という狂った感覚になります。ただ、人間の体力にも限界はあるので、長いパッセージを繰り返す練習があると、気持ちがだんだん沈んでいきます。

症状(3) 異様に黒い楽譜が見慣れてくる

複雑なゲーム音楽を再現しようとすると、クラシック音楽では見たことのない連符やリズム、テクニックが求められます。クラシックなら四分音符と全音符が多い、ベースライン担当のBass Clも同様です。細かい動きのためクラシックよりも譜面が黒く見える熱血高校の楽譜に見慣れてしまうと、たまたま余裕のある譜が配られた時に「まだこれから譜が加わるんじゃなかろうか」と疑心暗鬼になります。
(あ、決して楽譜を足せ、という訳ではございません。これでもうお腹いっぱいです、諸先輩方!)


こんな病気にかかっている患者たちで、8月の演奏会はお届けします。お楽しみに!