Live in Bonappetit 2017

顧問ヨシヲです。

9月3日に開催しましたLive in Bonappetit 2017 は60席満席でライブを終えることができました。好きなことを勝手にやっているだけのライブにこれだけのお客様にお集まり頂き、本当に感謝しております。


熱血高校吹奏楽部は創部初期の居酒屋での演奏以降、いわゆるコンサートホールでの演奏を主な活動としてきたのですが、なんかもっと楽に演奏披露する場を作れないかと企画したのが今回のライブでした。演奏する側も、聴く側も肩肘をはらずに少しライトな形で演奏ができればなあと。
ただし、いざ練習がはじまってしまうと、ブラック部活動吹奏楽部の性なのか、中途半端に手加減ができないもので、結局コンサートホールでの演奏会と同じぐらいの準備をする事になってしまい、部員というよりは部員の家族にはご迷惑をおかけしました。すいませんがお許しください。


さて、Live in Bonappetit 2017は、ライブハウスでの演奏ということもあり、パーカッション、ベースとのコラボというのを新しい試みとしてやらせて頂きました。

純粋なクラリネットアンサンブルとしては、「リズムを刻む楽器が無い中いかにリズム感を出していくのか」というのも、表現の1つではあります。そのため、パーカッションを入れることで逆にアンサンブルとしての面白みが損なわれたりもするのですが、ライブハウスというちょっとざわついた空気感の中では、パーカッションが非常に効果的でした。リズムが立つという単純な効果というよりは、アンサンブルが色鮮やかに飾られるような効果があったように感じました。もちろん、ゲストで参加頂いた、FCBのメイジソさん、アオケムさんと技術の賜物であります。御両名には大変感謝しております。

加えて、一部の曲には国本剛章さんにベースとしてご参加して頂きました。クラリネットアンサンブルの中にもベースパートはもちろんあるので、エレキベースが入っても、音が濁るだけで意味が無いのでは?という心配もあったのですが、音色が全く違うというのと、国本さんのテクニックもあいまって、ベースの音が欲しいところはベースが効果的に聞こえるというなかなかいい感じの結果になったようです。
さらには、妖星乱舞を会場のお客様に歌って頂いたり、国本さんの新曲「たてぶえシューベルト*1を部員が歌わせて頂いたりと、ホールでの演奏会ではできないステージになったのではないかと感じております。


そんなこんなで、今回のライブは我々とは本当に楽しくやらせていただきましたが、1点心残り、かつ、お詫びしたい点がございます。今回はライブハウスでの演奏ということで、座席数を60席とさせていただきました。我々としても、もっと沢山の方に演奏を聴いて頂きたかったという思いもありますし、行きたかったのに気がついたら満席になっていて断念したという声も多数頂きました。ライブハウスでの演奏もまたいつかやりたいとは思うのですが、次はお客様を沢山お呼びできる会場で、演奏会を開きたいと考えております。


最後になりますが、今回のライブにおいては企画の段階から国本剛章さんに多大なご協力頂き、さらにはゲストプレイヤーとしてもご参加いただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

次回の演奏機会は未定ですが、今後とも熱血高校吹奏楽部をよろしくお願いいたします。

*1:9月19日発売のCD「PC園児 DECADE」に収録されています。